무섭다「怖い」対象=怖い
두렵다「不安だ・恐ろしい」対象が引き起こした心の状態
恐ろしさの強さは「두렵다」>「무섭다」となります。
①「무섭다」
- 対象物=「怖い」
②「무섭다・두렵다」恐ろしく感じる理由をつける「~할 까봐」
- 何かが起こるかもしれない見えない不安を表します。
①で対象物=「두렵다」とすると、その対象物は人に不安を感じさせる何かを持っていることになり、たとえば
「그 아저씨는 두려워.」とすると、そのおじさんには、他人を不安にさせる恐ろしい何かがあるいう印象を与えてしまいます。(殺人者とか)
죽는 것이 두렵다.「死ぬことが怖い」なら、「死ぬこと」というのは一般的に不安を感じさせるものなので「두렵다」を使って表現することもできます。
「두렵다」を「무섭다」に言い換えることはできますが、その反対はできません。
무섭다「怖い」
-요 | 무서워요 | ムソウォヨ |
過去形 | 무서웠다 | ムソウォッタ |
-은/는 | 무서운 | ムソウン |
①「무섭다」
- 対象物=「怖い」
주사 바늘이 무섭다.
「注射が怖い」
뱀이 무섭다.
「蛇が怖い」
무서운 선생님
「怖い先生」
죽는 것이 무섭다/두렵다.
「死ぬことが怖い」
*経験したことのない不安
무서운 영화
「怖い映画」
저 아저씨 눈빛이 무서워.
「あのおじさん、目つきが怖い」
두렵다「不安だ・恐ろしい」
-요 | 두려워요 | トゥリョウォヨ |
過去形 | 두려웠다 | トゥリョウォッタ |
-은/는 | 두려운 | トゥリョウン |
①「무섭다」
- 対象物=「怖い」
②「무섭다・두렵다」恐ろしく感じる理由をつける「~할 까봐」
- 何かが起こるかもしれない見えない不安を表します。
「두렵다」
「危険や害を加えるような気がして心配だ」と表し、自分が経験して実際に感じたというよりは想像して叙述する場合。
한국어 유의어 사전「韓国語類似辞典」
幽霊が怖い・恐ろしい
①対象物=「怖い」
귀신이 무섭다.
「幽霊が怖い」
②何かが起こるかもしれないという不安「~할 까봐」
아이는 변기 밑에서 귀신의 손이 나타날 까봐 무서워해요/두려워해요.
「子供は便器の下で幽霊の手が現れるのではないかと不安がります」
暗がりを歩く
①対象物=「怖い」
어두운 밤길을 걷는 것은 무섭다.
「暗い夜道を歩くのは怖い」
②何かが起こるかもしれない見えない不安「~할 까봐」
어두운 밤길에 누군가 수상한 사람이 나올 까봐 무서워/두려워.
「暗い夜道に誰か怪しい人が出るのではないかと不安です」
あの先生が怖い・恐ろしい
①対象物=「怖い」
나는 그 선생님이 무서워.
「私はあの先生が怖い」
②何かが起こるかもしれない見えない不安「~할 까봐」
갑자기 담임 선생님이 부르셨는데 왜 그럴까?
「急に担任の先生に呼ばれたんだけど どうしたんだろう?」
선생님이 혼낼 까봐 무서워/두려워.
「先生が怒るか怖いよ/不安だよ」
②一度されたので、再びされるのではないかという不安「~할 까봐」
아이가 학교 가기를 싫어하고 교사를 무서워해요/두려워해요.
「子供が学校に行くのが嫌いで教師を怖がります」
*続く文章に理由が書かれているので「두렵다」が使えます。
아이는 선생님이 책망할 까봐 무서워해요/두려워해요.
「子供は、先生が自分を叱責するのではないかと不安がります」
あの家が恐ろしい
①対象物=「怖い」
나는 저 집이 무서워.
「私はあの家が怖い」
②何かが起こるかもしれない見えない不安「~할 까봐」
뭉둥이를 든 아저씨가 저 집 마당에 있어서 무서워/두려워.
「太い棒を持ったおじさんがあの家の庭にいるから怖いよ/不安だよ」
②一度されたので、再びされるのではないかという恐怖「~할 까봐」
또 죽도를 든 아저씨가 쫓아올 까봐 무서워요/두려워요.
「また、竹刀を持ったおじさんが追いかけてくると思うと不安だ」
あの部屋が恐ろしい
①対象物が怖い・恐ろしい
나는 저 방이 무서워.
「私はあの部屋が怖い」
②何かが起こるかもしれない見えない不安
오랫동안 저 방은 잠겨 있어서 무서워/두려워.
「長い間あの部屋は閉まっていて不安だ」
「私たちの文化新聞」にも例文が沢山載っています。
아이는 주사 맞으면 아프다고 무섭다 하고, 엄마는 검사 결과가 암으로 나올 까봐 두렵다.
「子供は注射を打てば痛いと怖がって、母親は検査結果ががんになるのではないかと不安がる」
まとめ
①「무섭다」
- 対象物=「怖い」
②「무섭다・두렵다」恐ろしく感じる理由をつける「~할 까봐」
- 何かが起こるかもしれない見えない不安を表します。
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